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白堊の翼 12日目

生徒派遣事業白堊の翼。
本日も生徒から現地での活動の様子を報告いたします。


3月11日(月)


サマータイムに慣れない😵‍💫朝7時なのに外は真っ暗です!

今日から5日間はVictoria International Educationで社会問題についての授業を受けます。毎日異なるトピックを扱うのでとても楽しみです!初回の今日は人権と差別についてのお話でした。

人権と差別について

カナダも日本と同じように、法律によって生存権など基本的人権が保証されているそうです。また、ジェンダーや宗教だけでなく、年齢や家族構成なども差別の原因となりうることは驚きでした。
授業の後半では、実際に差別を見た際に自分に何ができるかについて考えました。警察を呼ぶ、差別を受けた人の話を聞いて慰めてあげる、差別撤廃についてSNSで発信するなど様々な意見がみられました。自分に出来ることから始められたらいいですね👍

授業の様子

Mt Tolmieへハイキング

午後はMt Tolmieへハイキング!前髪が行方不明になるほどの風の強さでしたが、豊かな自然と美しい眺めを楽しむことができました。

突風の中でハイチーズ📸
ロッククライミング

私の探究活動

ここで少し、カナダでの私の探究活動についてお話します!日本では多くの伝統文化が担い手不足などが原因で廃れてしまっているのに対し、ここカナダでは先住民の文化が至る所に残っています。そこで私はカナダの先住民文化を学び、日本文化の継承に役立てられればと考えています。
これまでのフィールドワークを通して感じたのは主に以下の二つです。

ビクトリアは先住民の伝統工芸を扱うお店が多い

ビクトリアNO.1の繁華街ダウンタウンに行くと、伝統工芸を扱うお土産屋を何件も見つけられます。値段は決して安くはありませんが、先住民の人々が作ったものを買い取って販売しているらしく、販売プロセスが確立されているため先住民の人々に安定した利益が入るの
は素晴らしいと感じました。

先住民アートギャラリー(ここの強面オーナーとっても優しい!!)
お土産屋①
お土産屋②

先住民文化を特別視しているからこそ継承できているのではないか

日本においては、地域ごと色彩豊かなさまざまな伝統を継承しています。カナダに来て思うのは、日本(特に田舎)は伝統文化と生活が別物ではなく一体のものとして存在しているため、カナダのように特別視していないのではないかということです。どちらが正しいのかは分かりませんが、あえて生活と切り離して神聖化することで継承しやすくなるという事もあるのだと分かりました。(言語化難しいです…😱)

いろんな所にトーテムポール

最後まで読んでくださりありがとうございました!カナダの文化を知れば知るほど日本文化の特徴も知れることに気付かされます。
また探究を通して、新たな出会いを発見できることもありとても充実した活動ができています。
明日の授業は先住民についてなので、たくさんの学びを得れるよう頑張ります💪それではHave a good day!

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