白堊の翼 19日目
生徒派遣事業白堊の翼。本日は友情の鐘を見学に行きました。
本日も生徒から現地での活動の様子を報告いたします。
3月18日(月)
白堊の翼19日目!いよいよ終わりも近づき、残すこと2日となってしまいました。3週間もいるとここがマイホームだと錯覚してしまいそうなほど馴染んできてしまっているなと感じます。
友情の鐘
今日の午前中は友情の鐘を見に行きました。
ビクトリアと盛岡を結ぶ大きな役割を担っているビルさんが直々に来てくださり、当時の背景を踏まえながらお話をしてくださいました。
東日本大震災の時のことを話してくださり、小さい頃の僅かな記憶ですが、当時のことを思い出しました。ガンバレ日本🇯🇵❗️
午後は友達と共にカフェに向かいました。
写真に写っているのはレモンクリームのエクレアとベリーとチョコレートの紅茶で、漢たちには似つかわしくない、お洒落なおやつでした。本当はカフェで全て終わらせて帰ったらしっかり休もうと思っていたのですが、思ってたより時間がかかり結局宿題として家に持ち帰る羽目になりました。僕はプレゼン資料などは直前になるまで作れないタイプです。今日は徹夜でがんばります、、、。
今日のディナーは友達の添田くんとそのファミリーも来て、みんなでたべました!
カナダではターキーを焼くときにはソーセージやベーコンなどを一緒に巻いて焼くそうです!カナダに来てからホストマザーがたくさんカナダの料理を食べさせてくださって本当に新しいことばかりで頭が上がりません!ありがとう😭
そしてなんとサプライズで誕生日のお祝いもしてくださりました。でっかくてカラフルなケーキはカナディアンスタイルだなと感じました!まさか祝われるとは思っておらず泣きそうでした。
私の探究 日本とカナダの違い
社会の在り方の根本的な違いは、人々の性格にあるのではないか
私はカナダにいる間に色々な場面でカナダの人々の優しさを垣間見れました。道がわからなくなったときには尋ねるとしっかり答えてくれて、なんならそこまでついてきてくださりました。
バスの中では車椅子の人が乗ってきたらすぐに補助してあげたり、降りる時も手を握って支えてあげたりしていて、日本も見習わなければならないところだと本当に感じます。
日本とカナダの社会の在り方の根本的な違いは、人々の性格にあると思います。
カナダに1番似合う言葉は「自由」
カナダに1番似合う言葉は「自由」だと思います。
カナダの高校、オークベイハイスクールとスペクトラムハイスクールで1日体験させてもらった時は選択授業の幅に驚きました。
日本のようにたくさんの教科を全てやらなければならないわけではなく、自分のやりたいこと、興味のあることをとことん追求できる環境だなと感じました。街中でも、カナダではほとんどの人が人目を気にせず堂々と歩いています。ここからもカナダは自由な国だと思いました。
どちらの社会の在り方も正解である
このような違いを見つけて考えたことは、どちらの社会の在り方も正解だということです。日本は誰もが周りの目を気にすることで自然と相互監視社会ができています。
これは人々の悪意を制限し、善行を促進する良いことだと思います。反対にカナダは誰も周りを気にしないからこその自由さ、多様性が存在し、どんな人でも生きやすい社会になっていると思います。
この探究で、社会の在り方について深く考えることができ、自分の考え方にもかなり影響を与えてくれたと思います。
白堊の翼もまもなく終わりを迎えます。海外で過ごす日々は新たな発見の毎日で、見るもの全てが輝いて見えました。3週間も居るとこの街がホームタウンのように感じ、何の変哲もない街の風景も、見られなくなると思うとなんだか悲しくなります。ホストファミリーにも、先生にも、仲間にも、環境にも恵まれて、本当に毎日楽しく夢のような日々を過ごせました。あと2日!がんばります!!!