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白堊の翼 17日目

生徒派遣事業白堊の翼。最後の週末となりました。
本日も生徒から現地での活動の様子と自身の探究について報告いたします。


3月16日(土)



いよいよ最後の週末が始まってしまいました。探究、ホストファミリーの思いやり…色んな記憶が蘇ってきてなんだか万感な1日がスタート。まだまだカナダに居たいなぁ。

午前中はカフェでモーニング

午前中男子陣3名は大人気店Blue foxでモーニング。奇跡的に待ち時間ゼロで入店できましたが、入店20分後には長蛇の列。危ないところでした。
もちろん美味しかったのですが、写真通りまぁ重いこと濃いこと。完食した頃には全員無口に。

ホエールウォッチング

その後は本日メインイベント、ホエールウォッチングへ。

ものすごいスピードで走り回る船を満喫するも、途中まで何も現れず。
タンカーウォッチングかなと思っていたその時!

遠くに出ました!killer whale(シャチ)です
スーっと近づいてきて…
間近までファンサービス

迫力満点、大興奮でした。荒めのボート運転を楽しみつつ寄港。
180ドルに一片の悔いなし。

私の探究 宮古トラウトサーモンを岩手に根付かせる

ビクトリアとサーモンには歴史的に深い繋がりがある

ブリティッシュ・コロンビア州議事堂内にあるステンドグラスにもサーモン

とにかく歴史的な建造物や1700年代から1800年代にかけての絵画にサーモンが登場します。また、今日でも港近くの飲食店に行けば必ずと言っていいほどサーモン料理が出てきます。やはりこういった点がサーモン大国の基盤を力強く支えているのかな、と感じることが多々あります。

スーパーにも様々な種類のサーモンが売っていました

僕目的は宮古トラウトサーモンを岩手に根付かせることです。しかし、岩手はビクトリアの様にサーモンと歴史が深く結びついている訳ではないため、単純に「ビクトリアの真似をすればいい」という訳ではないということを実感させられました。

水族館では魚を見るだけではなく学術的な学びを得ることができた

水族館では現地の方々の科学的努力を実感しました。一般向けに公開されている水族館であるにも関わらず学術用語をたんまり使った説明がギッチリ。読むのもなかなか大変でしたが、持続性を意識した養殖のオキテ、統計などの情報が得られました。このあたりは日本でも真似できる点だと思いました。

自身の探究活動の成果

自分のサーモン探究1番の成果は、集団で行った博物館や水族館などで観て学んだこととフィールドワークを結びつけられたことだと感じています。
ビクトリアでの日常でサーモンを身近に感じていた理由を、歴史と生物学的な面から捉え直すことができました。

もう少しで集大成の発表があります。着々と準備は進んでいますが、残り期間で更に充実させたいです。


夜はホストブラザーの友人たちと映画を観て1日を締めました。

英語で面白いことが言えるぐらいの力があればもっと仲良くなれるのにな、なんてちょっと歯痒さを感じつつ楽しみました。
帰ったら本気で英語の勉強ができそうです。

ホストファミリーとの別れが今から寂しくて仕方ないです。また会えるかは今後の頑張り次第です。モチベーションは最高!
残り期間も一生懸命楽しみます。

それではみなさん、
〓HAVE A NICE DAY〓

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